›2005年 2月 11日

うし めし ネギ

2 コメント: Post / View / 0 TrackBack [EDIT]

 本日、吉野家の牛丼が1年ぶりに復活する
 とりあえず1日限定だそうだ。

【日時】
2月11日(金)午前11時〜
*売り切れしだい、又は閉店を以って終了させていただきます。
【開催店舗】
全国の吉野家(一部の店舗では、販売を行いません)
*築地店及び競馬場等、牛丼を販売している店舗など12店舗
【販売価格】
牛丼 並盛 300円、 大盛 400円
*2月11日(金)当日限りの価格です
*特盛、牛皿の販売は行いません
*お持ち帰りは、お1人様1回につき4個までとさせていただきます
 たぶん、また内輪向けイベントが大好きな某掲示板の利用者などが大騒ぎするんでしょうな(´ー`)y-~~
 
 しかし、その復活も今日だけである。
某所で指摘されていた「なぜ吉野家は牛丼を復活させないのか?」という疑問は残り続けているのだ。

 今回は牛丼をめぐる外食産業の動向について論じていく。
 その前の準備として、読者の方には以下の基本的な知識は押さえておいて欲しい。
 
 ■美味しい牛丼の作り方

 まず、牛丼を扱う主な企業をあげてみよう。
 ●吉野家(株式会社吉野家ディー・アンド・シー)
 ●松屋(株式会社松屋フーズ)
 ●すき屋(株式会社ゼンショー)
 ●なか卯(株式会社なか卯)
 ●神戸ランプ亭(株式会社 神戸らんぷ亭)←ダイエーが100%株主ですが。
(参照:牛丼研究会より)
 
 このなかで牛丼を復活させていないのは、吉野家となか卯だけである。
 豚丼のような代替メニューも含めての価格比較は以下の通りになる。

店名旧価格現行価格代替品名代替品価格
吉野家¥280-豚丼¥320
松屋¥290¥390豚めし¥290
すき屋¥280¥350豚丼¥280
なか卯¥280-豚どんぶり¥330
神戸らんぷ亭¥270¥350--

 
 現在、牛丼を展開している企業では、もちろんアメリカ産の牛肉は利用していない。できてない。
 神戸らんぷ亭ではダイエー資本を武器に、豊富に残っていたアメリカ産牛肉をしばらく利用していたのだが、いつのまにか豪州産へとスイッチしたようだ。ちなみに公式サイトの情報量の少なさには呆れ返ってしまう(´Д`)
 すき屋の「牛丼」や吉野家の「牛焼肉丼」は豪州産牛肉なんだそうだけど、なか卯の「牛カルビ丼」は米国、豪州、メキシコ産牛肉使用だそうだ。で、唯一、異なるルートを開拓した松屋では中国産牛肉を利用とのこと。
 やはり産地によって味が違うらしい。豪州では牧草を食べさせているのに対して、米国では穀物を飼料としているのが大きな要因だそうだ。松坂牛の中にはワインを飲む牛もいるとか…。
 
 ざっと上の価格表を見ていて気がつくのは、元来の「牛丼」の価格と同じラインに代替メニューを用意し、それよりもワンランク上の価格帯に改めて「牛丼」を据えるという戦略である。
 もちろん、いままでの日本には「豚丼」などという食文化がなく、一番安いメニューとして、まず「牛丼」を用意するという暗黙の共通理解、常識があったことは事実だろう。
 そこへ数年前から突如としてわき上がった狂牛病、BSE騒ぎだ。
 それによって牛肉以外の丼物が「代替品」という名目上、許容される雰囲気ができあがったのも事実であろう。そして、さらに「牛肉が入手困難になった」というのは周知の事実として認められる。つまり、値上げをしようとも、説明の必要もなく「しかたないよね」と容易に理解してもらえる土壌が用意されているのだ。
 
 もちろん、本当に牛肉の価格は高騰しただろう。
 そして価格も値上がりした。それによって、どれだけの粗利が生まれているのかは闇の中である。
 しかし、そこまでしても「牛丼でなくっちゃ!」というファンの気持ちを、どのように考えているのか、そこに企業の顧客に対する姿勢が見えてくるだろう。
 「安い、早い、旨い」の三拍子こそが、牛丼の黄金律ではなかったか。
 「安くない、豚丼と比べてもさほど早くない、旨くない」では誰も興味を持たないだろう。その結果として、代替品も含めて店全体のイメージが悪化し、客離れを誘発、そして業績が急激に低下する可能性は非常に高いだろう。
 
 自粛直前までの牛丼は旨かった。
 貧乏生活ゆえの過酷なバイト生活を送り、夜遅くに疲れて帰ってくる途中、錦糸町駅前にある吉野家で牛丼を胃に流し込む行為は、一瞬の出来事とはいえ、暖かい安らぎを与えてくれた豊かな時間だった。安かった。暖まった。お腹いっぱいになった。あとは寝るだけだった。
 折しも吉野家がSMAP中井貴一をCMキャラクターに採用し、怒濤のような攻めの手を見せていた頃である。あの頃の吉野家は旨かった、熱かった。
 
 個人的な願望としては、
1:競争・比較する価格の基準は、あくまでも牛丼(並)。
2:牛丼の価格を以前のレベルにまで引き下げる。
3:代替品などは牛丼と同価格でも、安くてもどうでもいい。
 
 以上の3点こそが牛丼屋として最低限必要になってくると思われる。
 それはいわば牛丼への愛であり、牛丼専門店としての誇りというものに関わってくる要素だろう。
 そして、そういう頑な「こだわり」ってものがないと、誰も寄ってこないものだ。
 カリスマとされる人物が、自分に自信がなく、対人恐怖症だったことなどあるだろうか?
 
 願わくば、安全性ばかりではなく、味に対しても信頼できる店舗運営を心がけて欲しいものである。
 
【追記】
 書いてる最中にすっかり忘れていたが(;´Д`)「何故吉野家は牛丼を再開しないのか?」という疑問に対しては、吉野家自身が回答してくれてます。
 ■吉野家:お客様へのお知らせ:「何故、吉野家は牛丼の販売を再開しないのか?」
 
 ってことで、もうしばらく待つことになると思うので、代わりに牛丼レシピです。
 ■吉野家風牛丼の作り方
 ■牛丼の作り方:レシピ

Comments

一応、名前を伏せてみたりして(笑)

小学生の頃からの吉野家fanとしては今回の牛丼食べたかったけど、さすがに牛丼ごときにあんなに並べない・・・。

しかも、11日は伊豆大島に行ってたんで吉野家なかったしね(笑)

Posted by: えむだ [URL] at 2005年02月16日 13:22

牛丼は凄かったっすよ(;´Д`)秋葉原まで見に行ったけど長蛇の列でした。
 でも昭和通り側の吉野家は混んでなかったんだよねぇ。
 ポイントとしては、オフィス街などにある吉野家を狙うってことでしょう。
 幸いに休日だったので、ほとんど客はいないに等しかったもん。
 で、逆に駅前店などは避ける。ありえない。
 吉野家っていうか、ファーストフードが我が生まれ故郷にできたのは、小学高学年の頃だったか、ケンタッキーフライドチキンが最初でした。懐かしい!1!

Posted by: 管理人 [URL] at 2005年03月06日 11:01
Trackback
Accessed from following URLs...
ツッコミをいれる



※秘密厳守。絶対に公開されません※








クッキーに記録しますか?