›2004年 1月 05日

[ 範疇 : 書痴の宴 ]

20世紀最大の哲学者

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 昨日に紹介した「ドゥルーズの哲学」という新書を、いまいちドゥルーズ思想もわからないままに読み終えたので(笑)、今日から新しい本を読む事にした。
 なお、ウィトゲンシュタインは1889年生まれです。念のため。

 ウィトゲンシュタイン・セレクション
 実は、これは3年前に購入したまま、それほど読み進めずに放置されていた本で、本棚から引っぱり出すのも久しぶりとなる。
 以前読んだ時は「ふむふむ、なるほどねぇ…」と永井均先生の書かれた入門書から逆にウィトゲンシュタインを解釈するかのような読み方で、それなりに読み進めることができたのだが、改めて読んで、まず驚いたのが、その難解さ。

 二 現実に生起すること、すなわち事実とは、諸事態の存立である。
 二・二 像はそれによって写されたものと、写像の論理形式を共有する。
 二・二二 像はそれが表出することを、真偽にかかわりなく、
      写像の形式によって表出する。
 二・二二五 アプリオリに真なる像は存在しない

 こんな1文に出会い、そのまま「そうなんだぁ」と納得して学習しちゃう人は哲学向きとは言えないだろう。
 だって、普通に考えてみてよ。
 すぐに納得できるか?
 まさか小説などを読むのとは違うわけで、むしろ自分の思考と戦わせながら、他人の思考を飼い馴らしていくことに哲学系読書の面白さはあるのだと思う。
 そのためには、一字一句たりとも気を抜かず、あらゆる微妙な表現の変化に敏感に反応できるようセンスを磨いておく必要があるだろう。
少なくとも言えることは、私は3年前に比べて、いくらか成長はしているらしいと言うこと(笑)。
 ちなみにウィトゲンシュタインについてはこちらも参考にしてみてください。

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